day1-1. 出発

滞在記

 行きのチケットについて心配していたが、スタッフは、帰りの便まですでに手配していた。だけど、僕の予定よりも、一日遅い便をとっていたので、変更してもらうよう頼んだ。

 空港に到着してチェックインが済んだところで、レジデンスプログラムのスタッフから連絡があり、空港で帰りの便のチケットを直接自分で変更するように言われた。それで、航空会社のスタッフに変更できるか聞いてみると、チケットを手配した旅行会社に問い合わせるよう言われた。別のスタッフに聞いてみると今度は、あっちのカウンターへ行けと言われ。三人目のスタッフがすんなりチケットを変えてくれた。旅では、一度でなく数度トライしてみることも大事だと痛感する。

 搭乗時間になると、長蛇の列つくっていた。インドネシアの人は、並ぶことが億劫ではないのかもしれない。あまりに列が長いので、3度か4度くらいはコーナーを曲がっていた。僕は列に並びたくないのでギリギリまで座って待った。

 アシアナ航空に乗ったが、両サイドが女性だったから、少し窮屈な感じ。彼女たちは、肘置きに肘を置いているので、僕は真ん中で小さくなった。機内食は鳥とビビンバを選べた。僕は鳥とビール。久しぶりに良い飛行機に乗れてうれしい。映画も2本みた。チャレンジャーという、テニスの映画。チャレンジャー大会で自信を取り戻させようとする物語だが、女性1人、男性2人の三角関係もテーマになっている。片方の男を助けるために、片方の男とやってしまうという裏切りをする女性が最後に描かれるのだが、本末転倒で、僕にはあまりよく分からない作品だった。二本目はアポロの月面着陸の映像をテーマとした映画。詐欺を繰り返してきた女性が、NASAの広報を担当するという内容で、それなりに面白い。広告は詐欺に似ていると主人公が言っていた。なるほどと思う。

 着陸直前の飛行機のモニターに外気は28度と表示されていた。

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