はじめに「Hello Java!」

Javaのロゴはコーヒー
Googleで「Java」と画像検索してみたら、Javaのロゴマークがたくさん出てくる。ジャワ島のコーヒーを表しているそうだ。
インドネシアでの展覧会に参加します

 インドネシアのジャワ島での展覧会に参加することをきっかけに、約1か月のアーティスト・イン・レジデンス事業に参加することになった。この滞在記は、その間の記録だ。作品のプランも考えなければならないが、それよりもインドネシアで友達をつくれたらと思っている。しかし、出発前の僕が持っているインドネシアやジャワ島についてのキーワードは、ジャワカレーや、デビ夫人くらいのもので、全くの無知である。さて、これからどうなるのやら。

Javaのロゴはコーヒー

 ジャワ島は英語でJavaと綴るが、アメリカで生まれたプログラミング言語Javaと関係あるのか調べてみた。どうやら「ジャワ島のコーヒーのように、広く親しまれるように」という意味で付けられた名前だそうだ1。確かに、Javaのウェブサイトを見ると、ロゴがコーヒーのデザインになっていた。

 コーヒーを飲むように、プログラムが書ける人はなかなかいないが、Javaという言語は、実際広く普及している。ほとんどの人は知らぬうちに、Javaを使って制作されたアプリケーションを使用しているのだ。僕もJavaのコンセプトのように、作品を通して、広く親しまれたらとは思うが、今のところ見込みはない。

 コーヒーは好きだ。しかし、ジャワ島のコーヒーって、そんなに広く普及しているのだろうか。おそらく僕はまだ飲んだことがない。

滞在記について

 僕は、このくらいの拙い知識しかない状態で、約3週間インドネシアのジャワ島に行く。こんなことで良いのだろうか。良いわけがない。このウェブサイトでは、滞在制作の記録を綴っていくので、ジャワ島で何をするかは、おいおい明らかになっていくはずだ。この記録は、単なる日記になってしまう可能性も充分にあるが、僕にとって記録は制作の一部であり、作品そのものだ2

 実は、すでに昨日の夜(2024年11月9日)インドネシアに到着している。到着した瞬間から右往左往しているから、どんなことに巻き込まれながら、創作活動をしていくことになるのか、今は不安と期待でいっぱいだ。

 なるべくこの滞在記が読みやすくなるように、この青マーカーや、下にあるような注釈機能を使って、情報を追記していくので、最後までお付き合い頂ければ幸いだ。


  1. 「この命名は一部のチームメンバーがよく出入りしていた近くのコーヒーショップで決定されたと言われる。Javaの由来は不明とされているが、ロゴが示している通りコーヒーに因んでいるのは明らかである。ジャワ島はコーヒー豆の名産地であり、豆(Bean)はJavaテクノロジ内でコンポーネントを指す用語にされている。」(wikipedia) ↩︎
  2. 今までにも、滞在記録を残しているプロジェクトがあるので、そちらも興味がある人はチェックしてほしい。
    基町(広島)https://note.com/mahora_project/m/m063c55149c40
    壱岐(長崎)https://iki.plus100p.com
    伊王島 (長崎)https://teraeman.exblog.jp/i5/ ↩︎