Day6-2.「素晴らしい午後には、食事と洗濯と飲酒」

インドネシア料理はどこでも美味い
お店の様子。メニューを覚えるために撮影したが、どれが何なのか、よく分からない。

 昼食をとるため、インポーのバイクの後ろに乗せてもらって移動。初めてのレストランだったが、どこのレストランに行っても、いくつかの魚や鶏肉、スープなどが用意されていて、その中から選ぶスタイルが多い。僕はインポーにお勧めされた魚を選択。魚は日本ではあまり食べたことがない触感と風味があったが、何という魚だったのだろうか。あまり気にしていても仕方がないので、出されたものは全て美味しく頂く。僕は、その土地に住んでいる人達が食べるものは、それがどんなゲテモノでも食べることができる自信がある。それに、そんな心配をしなくても、インドネシア料理は、どの食べ物も美味い。スパイシーで、ココナッツや果実の酸味なども感じられる食事が多く、食欲が止まらないことだけが問題だ。

 インドネシアの洗濯屋

 昼食後は何がしたいか聞かれたので、洗濯物を出しに連れて行ってもらった。インドネシアには、洗濯をしてくれる伝統的なサービスがあると聞いていたので試してみたかったのだ。数日前から連れて行ってもらえるよう頼んでいた。すでに滞在6日目なので、代えの下着やTシャツも無くなりつつあった。一度スタジオに戻り、ビニール袋に服を詰め、バイクの後ろに乗って再び移動。村の中にある洗濯屋さんに到着した。洗濯屋の主人は、上半身裸で洗濯場の片づけをしていた。建物の横にセメントでできている大きな水槽がいくつか並んでおり、水がいっぱいに溜められていた。おそらくこれが洗濯場なのだろう。忙しそうにしている店主は、まだ昼過ぎなのに、もう今日の仕事は終わりだと言った。あまり仕事を受け入れたくない様子で、仕上がりには3日かかるけどそれでも良いなら引き取ると言う。仕上がるまでの3日分の下着のストックが無いので、パンツとTシャツを3枚づつ取り出し、自分で洗う分をカバンに入れ、残りの洗濯物をお願いすることにした。

 再びバイクでスタジオに戻った。この後、カフェに行くか聞かれたが断った。16時から子どもたちとバレーボールをする約束を昨日の夜していたことを伝え、それまでに着替えのパンツを自分で洗濯したいからだと伝えた。バレーボールがどこでされているのか場所だけ聞き、僕はスタジオで洗濯した。洗濯石鹸や洗濯ばさみ、洗濯を干すためのロープなどは持ってきていたのだが、手洗いをするための桶のようなものを持っていなかったので、スタジオの道具などを物色し、汚れたプラスチック製のバケツを見つけた。裏庭に井戸水が来ていることも見つけていたから、そこで洗って外に干す。毎日30度以上の気温なので、すぐに乾くだろう。

ジャワ産のビールと赤ワイン

 洗濯後。バレーボールの約束時間の16時までは、少し時間が空いたから、昨日買いに行ったビールとワインをスタジオの中庭で飲んだ。こちらのビールは、オリオンビールや中国で飲んだビールのような軽さがある。暑い地域のビールは軽くて飲みやすい。ワインの方は甘すぎるため、ビールと割るとちょうどよくなる。数日前にSERBUK KAYUセルブガユのメンバーと飲んだ時に教えてもらった飲み方で飲んでみた。お酒は一人で買いに行けないから、貴重だ。大切に飲まなければならないから、ビールもちびちび飲むつもりでいたが、ついつい開放的な気持ちになり、ビールを一本開けてしまった。この後バレーボールだが、大丈夫だろうか…。