day9-3 サンジの料理

食事

 今日はインポーがトウモロコシをもらっていたので、それを焼くというパーティをしてくれた。それから、メンバーの一人が働いている魚加工の工場から、イカのすり身を持ってきてくれ、調理してくれた。作っている様子を見ていたが、いくつかの粉末状の調味料を入れていた。それから、ねぎ、にんじん、たまねぎ、にんにく、キャッサバの粉末、卵の粉末などを混ぜ合わせ、肉団子をつくって茹でる。ゆで汁をスープにして、ビーフンやインスタントヌードルを茹でて一緒に食べた。トウモロコシは、焼きトウモロコシになっていた。スパイシーな何かが表面に塗ってある。肉団子を鍋に落とすしていくのを手伝っているとき、すり身を持ってきてくれていたメンバーが自分はサンジだと言っていた。確かに、Prewanganで何か食べ物を出すとき、必ず彼が率先してつくっている。

 肉団子にはインスタント麺も入れて食べた。とてもおいしい。
 しばらくすると、お金を出し合っている。どうやら赤ワインを買ってこようとしているようだ。僕も買ってきて欲しいと言ってお金を渡した。甘い赤ワインは、アラックという焼酎と混ぜて飲む。こちらの飲み方は、小さいおちょこのようなグラスを1つ用意し、ワンショットで飲む。飲み終えたら、お酒を注ぐ人にコップを返す。お酒を注いだら次の人に渡す。これを全員分繰り返していくので、同じコップを使って全員が飲む。コップが1つしかないので、乾杯はできない。乾杯の文化が無いため、乾杯という単語もないそうだ。もともとイスラム教では酒が飲めないルールなので、最小限のコップで回し飲みするようになったのかもしれない。

 そういえば、今日は14歳、13歳の男子たちも食事会に来ていた。言葉が分からないので、そこに丁寧語や尊敬語があったのか分からないのだが、年の差関係なくコミュニケーションをしているように見えた。子どもたちは、食事を済ませたら割と早く帰っていったが、夜12時過ぎた頃に、いつ寝るんだと僕に聞いてきた人がいた。もしかして僕が寝ないから皆が帰れなくなっているのか?もしかしたら、礼儀的なものがあるのかな?わからない。

1時半 ベッドへ。

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